「顎関節症」、特別な病気ではありません。

老若男女、誰でもなります。

それはどうしてでしょう?

* 人間の骨組の中で、骨と骨が直接擦れ合うところは「歯」だけです。

* 下顎の骨は、耳の穴の前で側頭骨とぶら下がるようにつながって、顎関節をつくります。

この二つの中に、顎関節症に誰もがなるであろう条件があります。

どんなに噛み合わせや歯並びを整えても、噛みやすい側で片噛みをしていては、

そちら側だけより摩耗して歯の高さを減らし、圧力のかかり方も悪くなり、

やがては、歯並びまでかわります。(虫歯もできやすく、詰め物が取れやすくなります。)

下顎は筋やじん帯によってぶら下がっていますので、

片噛みや利き手・利き足にたよる動作や姿勢によるアンバランス、

骨折や捻挫などによる骨格的アンバランスによって、

筋やじん帯の緊張状態に偏りが生じます。

このようなことを多く含んでいますので、

「顎関節症」は、歯科や口腔外科だけでは

なかなか良くならないのが現状なのです。

施術にあたって、情報は正確で多角的であることが必要です。

たてべ治療室では、

「マルモ」と「シューラー法によるレントゲン」で噛み合わせと顎関節の状態を把握しています。

                                         (さくらい歯科受診の方)

マルモ正面1.jpg

  「マルモ」とは、上下の歯型に、

  石膏を流し込み固めたものです。

  左上の画像は、マルモを正面からみたものです。

  歯並び噛み合わせなどチェックします。

マルモ内面1.jpg

  左下の画像は、口を閉じた状態では見ることのできない

  内側から、口を閉じた状態をチェックします。

  外側から見て問題なさそうでも、

  歯には厚みがありますので、

  内側から見る必要性があります。

顎関節を施術するのに、見えない顎関節を見ることはとても重要です。

H13右.jpg
H13右加工.JPG

左:口を開いた状態
中:口を閉じて歯を合わせた状態(下顎安定位)
右:強く噛んだ状態

中の画像から、右の画像を見ますと、
黒っぽく見える隙間が狭くなっています。
左の画像は、下顎頭が前方へ移動しています。

                                 静止画像ですが、動きを見ることができます。

「顎関節」の施術経験が増えてきますと、

あなたをチェックしているときに、

*噛みやすい側(咀嚼側)がとちらか

*どちら向きで寝ているか

*施術すべき方向など

多くの共通点(法則)を見出すことが、可能になりました。

「顎関節」施術は、

筋骨格と感情やこころといった内面(歯ぎしりや喰いしばりなど)と

歯科治療を同時に行なうべきですが、虫歯がなければ、

筋骨格と感情やこころの治療を先行させても問題ありません。

たてべ治療室のカイロプラクティックERTが可能にしています。

たてべ治療室では、

川崎市多摩区、

小田急線向ヶ丘遊園駅前にあるさくらい歯科櫻井章先生と協力をして、

顎関節の問題に平成9年から取り組んでいます。

櫻井章先生は、学生時代に縁あってカイロプラクティックの書籍を翻訳され、

歯科医でありながらカイロプラクティック的に身体全体をみられます。

もちろん歯科医としての腕も確かで、東京医科歯科大学の歯学部を卒業されています。

顎関節セルフチェック

 

 

 顎関節の問題として、どの程度までのものを含めて良いのか難しいところですが、

顎関節の問題がおこりやすい癖から

現在、顎関節の問題がおきているかどうかなど下記の項目でまずチェック。

 

 * 口を開閉するときに痛みがある  はい ・ いいえ

 * 口を開閉するときに音がする  はい ・ いいえ

 * 口を開閉するときに真っすぐ動かない  はい ・ いいえ

 * 歯を噛み合せた状態で、上下の歯の中心(正中)が合っている  はい ・ いいえ

 * 噛み合せが悪い  はい ・ いいえ

 * 歯並びが悪い  はい ・ いいえ

 * 食いしばりがある  はい ・ いいえ

 * 歯ぎしりをする  はい ・ いいえ

 * 歯の詰め物が取れやすい  はい ・ いいえ

 * 虫歯がある  はい ・ いいえ

 * どちらか一方でものを噛む  はい ・ いいえ

 * 歯を抜いたままにしてある  はい ・ いいえ

 * 八重歯がある  はい ・ いいえ

 * 顎を打撲したり、殴られたことがある  はい ・ いいえ

 * よく頭痛がしたり、頭が重いことがある  はい ・ いいえ

 * 耳鳴りや耳閉感がある  はい ・ いいえ

 * うつ伏せに寝る  はい ・ いいえ

 * 足首の捻挫をしたことがある  はい ・ いいえ

 * 脚の骨折をしたことがある  はい ・ いいえ

 

上記の項目は一つの例としてあげましたが、顎関節の問題要因はたくさんあると思われます。

  症状のある所だけが悪いわけではありません。

離れた所に原因がある場合も多々ありますので、こんな症状(問題)はと思うようなことでも、

顎関節や骨格、そして他の色々な方面から原因を探り対策や施術を考えて行くべきでしょう。

このチェック表がそんなきっかけとなれれば幸いです。

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