今朝(11月6日)テレビで、「便秘外来」というのをやっていました。
順天堂大学付属の病院が日本で初めて行っているそうです。
少し前に、「頭痛外来」というのを耳にしたとき、《?》でした。
私は海釣り(船)をしますが、釣り用具・用品メーカーの販売方法が変わってきました。
当然、売り上げを伸ばすためなのです。
その方法とは、1魚種ずつのうたい文句で製品化することです。
すなわち、「鯛」を釣るにはこれ、「鯵」を釣るにはこれと言った具合です。
その道具を使わなければ本当に釣れないのでしょうか?
答えは、あなたが思っている通り「NO」です。
「便秘外来」、「頭痛外来」 これと同じように思えませんか?
ですが、頭が痛いから「頭痛外来」、とても分かりやすいですね。
ここに大きな問題が生じてきます。
頭が痛いのは、頭に問題がある場合とは限らないということと、
その部分しか診ることのできない医師を育てることになること。
それを日本では、「スペシャリスト」といいますが、
身体は【トータルバランス】の中で生命を維持しています。
古い言い方をしますと、
「健全な精神に健全な肉体が宿り、健全な肉体に健全な精神が宿る」
全体を診られないと、本当の原因や他の病気を見逃すことになりかねません。
私は、「ホームドクター」の相談を受けた時、いつもこう答えます。
「小児科と内科を標榜する医師がいいよ」と。
それは、小児科は全科診療だからです。
たてべ治療室で私が行っている施術も全体をみています。
この全体には、精神的なことも含まれます。
あなたの選択肢に「たてべ治療室」を加えておいてください。